【連載】1ヵ月で溜まったいらない紙を短歌コラージュにして供養する<1>

レポート

こんにちはルイージ店長です。

初めましてなみなさんに簡単な自己紹介を。
TANKANESS編集長の歌人・なべとびすこさんの鍋ラボメンバーの1人です。
(鍋ラボは「やってみたいを、やってみようがテーマのプロジェクト名です)
鍋ラボ内ではボードゲーム制作・販売のお手伝いをしていますが、短歌はワークショップに一度参加した程度でまったくの素人。
そう!まったくの素人です!!
(大事なことは2度言うスタイル)

鍋ラボメンバーなこともあり編集長に短歌の記事を依頼されたのですが、文章を書くなんて大昔にブログをやってた程度…短歌も自分で詠むのはほとんど初めて。
いろいろ不安はありましたが難しく考えすぎてもいけないので、もっと肩の力を抜いて気楽に行こうと思います。
と、最初にすべてのハードルを下げておく!!

ハードルが下がりきったところで、ブログのタイトルでもわかる通り私の担当は短歌コラージュ
定期的に更新できればと考えてますのでお付き合い下さい。
あっ、短歌コラージュってなんぞや?って人もいると思います。
鍋ラボでは「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」を制作していて、これを使うとまるでトランプで遊ぶような感覚で短歌が作れます。私のような素人でも楽しんで作ることができるんですよねー。スゴイ!!
このゲームでは5文字の言葉が書いてあるカードと7文字の言葉が書いてあるカードを並べ替えて短歌を作るのですが、今回はその発展版!
ミソヒトサジではカードに書かれた文字を使いますが、今回はコラージュなので雑誌やフリーペーパーから5文字や7文字の言葉を切り取り、それを組み合わせて5・7・5・7・7のリズムにし短歌を作っていきます。
ここここを見ていただければどんな雰囲気か感じていただけるかと思います。

さて、この企画で重要な点が2つあります。

・初心者でも短歌を形として完成させられる。
(ミソヒトサジと同じでまったく経験のない人でも比較的簡単な短歌の入り口になり得る)

・日々捨てるハズのものが作品に生まれかわる素敵さ。

特に1つ目は重要な要素です。
なので私がこの企画に抜擢されました。
ゲーム感覚で出来る、やっていいならお任せです!
短歌のセンスはこれからこの企画等を通してLVアップして行きます(たぶん)
読んでいただいた皆様も同じスタートラインから始めましょう!!

 

前置きが長くなりましたがこれが1カ月で溜めた紙です。

どーん

全体的にこんな感じです。
もう少し細かく見ていきましょう。

フライヤー

牛乳配達の人が持ってくるチラシ

映画の冊子と参加したボードゲーム会の案内

ここに人生で感じるすべての答えがあるってよ

今回はライブで貰ったフライヤーが多いです。
最後の画像は家に信心深そうな見知らぬ方が突然現れて置いていったチラシ。
チャイムを聞いて表に出たときは「…あぁ」ってマジで思いました。
ここで利用することでその時のマイナスをプラスに変えたい!

この中から5文字と7文字の短歌に使えそうな単語を抜粋していく作業。
最初はある程度量を切ってその中からミソヒトサジの句ミーティングの要領で短歌を作ろうかなぁと考えていましたが止めました。
(句ミーティングはミソヒトサジの遊び方の1つで、みんなで協力して1首作るルールです。
それのオリジナルルール、1人句ミーティングという遊び方を前にツイッターで呟きました)

「人気なのには理由(ワケ)がある」って7・5だな

画像はあーでもないこーでもないと試行錯誤してるところ。
もっとその様子が伝わるうまい写真が撮れればよかったのですが、作業途中の画像はこれ1枚だけ…
それだけ集中してました(ってことにして)
なんていうか写真撮るセンスもない気がするしここまでの画像は古いデジカメで撮影したんで画素数がーって感じです。
本当に申し訳ない…

いろいろ悩んだ結果2つの方法で短歌を作ることに。

1.コラージュする写真を選んでそれからイメージして単語を選ぶ。
2.1つ気に入った見出しを選んでその単語からイメージして他の言葉を選ぶ。

方向性が出来たおかげで少しずつ使いたい素材が決まってくる。
おぉ!コラージュしてるって感じになってきたゾ。

ではでは、早速どんな短歌ができたか見ていきましょう。

「海の幸」「山の幸」まで大感謝湯を沸かすほど苦しい現実

まさにその映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の感想を短歌にしました。
これ映画観た方にはめちゃくちゃ共感されると思います!共感されると思います!!

独自性浪漫革命春一番世界を変える。青春ムービー

これは「心に刺さる青春ムービー」という見出しがあってそのまま写真も使えそう!とこれを軸に言葉を選んでいきました。
上の句は勢い!ただただ勢い!!口に出したら気持ちよさそうな単語をチョイス。
でもデタラメな感じにはならないよう注意。
最終的に「心に刺さる」より「世界を変える」の方が意味が通るかなーと変更して完成!

 

どうでしたか?
何はともあれ2首詠むことができました。
正直、始める前はこれイメージより難しいんじゃないかなーとかセンス…センス…って感じだったんですが、いざ始めてみるとかなり楽しく作れました。
本当に集中してやっていたみたいで気が付いたら時間がすごく経ってましたね。
いやー楽しかった。
フリーペーパーや冊子1枚からも気楽にチャレンジできます。
是非みなさんも作ってみて下さい。
(人生の疑問の答えに導くチラシをまったく使わなかったのはナイショ)

それでは次回もお楽しみに!!
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この記事を書いた人

ルイージ店長

鍋ラボでは主にボードゲーム制作及び販売要員。ボードゲーム界のスーパーサブ(自称)
映画と特撮。ときどき料理。

Twitter @tentyouuu

自選短歌

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