歌集が買える本屋さん〜香川県高松市・ルヌガンガ編〜

レポート
この連載では、日本全国のいろんな地域にある歌集を取り扱っている本屋さんを紹介します。
第3回は香川県高松市にあるルヌガンガさんを大橋春人さんがレポートします。
*2023年6月時点の情報です。

香川県高松市の書店ルヌガンガの外観写真です。

讃岐うどんで有名な香川県で歌集を買える本屋さんを紹介します。市内中心部にあることでん瓦町駅から常磐街商店街を抜けて徒歩5分、映画館ソレイユを左折するとそこには「本」の看板。ここが本屋ルヌガンガです。

店内は雑誌から写真集、海外文学まで幅広いジャンルの本が並んでいて、穏やかなBGMを聴きながら本を選んでいると時間が溶けていきます。おかしい、歌集を買いに来たはずなのに小説を買ってしまった…なんてことはしばしば。

カフェコーナーも常設されており、購入してすぐの本を読みながらコーヒーを飲むのも幸福な時間です。この時期だとアイスコーヒー一択。今度はアイスを載せてもらおうかしら。

カフェコーナーのそばに短歌の棚があります。書肆侃侃房の歌集を中心に気になる歌集が並んでいます。近くにある詩集も気になる…。高松市では一番充実した詩歌コーナーの棚です。コーヒーを飲みながら次どれ買おうか悩むのも楽しい時間。

ルヌガンガの店内写真です。

 

店主の中村さんにどうして短歌コーナーを作ったのか尋ねてみました。

もともとルヌガンガは満遍なく本を置くつもりでした。短歌も1ジャンルとして置いていたところ、短歌好きなお客さんが多く来られて歌集を紹介してくれるようになりました。お客さんに育ててもらってる棚です

中村さんのオススメの歌集は伊波真人さんの『ナイトフライト』だそうです。シティポップのような雰囲気に惹かれるそうです。

次の質問、世間では短歌ブームと言われますが、本屋さんとして実感はありますか?

実感はとても強くあります。小説の棚よりも短歌の棚を見ている方が多いです。木下龍也さんの歌集の人気はとても高いですね。あと千種創一さんの『砂丘律』はめっちゃ売れてます。またルヌガンガではイベントもやっているのですが7月開催の短歌のイベントの予約が一瞬で埋まってしまいました。

 

詩歌の新刊コーナーを覗いてみたら隙間が出来ていました。詩歌の人気の高さを物語っています。

ルヌガンガ店内の写真です。

直島や小豆島観光に来られる際にはぜひルヌガンガにお立ち寄りください。船旅のおともに歌集を一冊いかがでしょうか。

 

書店情報

本屋ルヌガンガ

住所:香川県高松市亀井町11-13

営業時間:10:00〜19:00(火曜定休)

Web:https://www.lunuganga-books.com

Twitter:@lunugangabooks

 

この文章を書いた人

大橋春人

塔短歌会、香川歌人所属。四国キャラバン歌会運営。香川に来て10年、うどんの食べ過ぎで太った模様。

Twitter: @hachidx2

自選短歌

政治家は陰謀論者をフォローする私はねこのねむりをふぁぼる

 

「歌集の買える本屋さん」バックナンバー

第1回 葉ね文庫(大阪 中崎町) レポート:奈良絵里子さん

第2回 UNITÉ編(東京三鷹) レポート:榊原紘さん

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