こんにちは。TANKANESS編集委員の橋爪志保です。
みなさまいかがおすごしですか。新型コロナウイルスの影響で、いろいろと自粛を迫られ、とてもつらい時期ではないかと思います。みなさまの心が少しでも安らぐようにお祈りいたします。
今日はひとつ告知をさせていただきます。
突然ですが、
「そこのあなた、あなたの短歌をわたしに読ませていただけませんか?」
橋爪志保
2013年に作歌を始める。京大短歌を経て、現在は同人誌「羽根と根」所属。第二回笹井宏之賞にて永井祐賞受賞。2021年4月に第一歌集『地上絵』上梓。Twitter @rita_hassy47
note https://note.mu/ooeai
通販 https://hassytankashop.booth.pm/
自選短歌
I am a 大丈夫 ゆえ You are a 大丈夫 too 地上絵あげる
TANKANESSではこれまで、さまざまな短歌にまつわる記事を発表してきました。
吟行レポートやエッセイ、評論などなど。
これまで短歌に触れたことがなくても、それらを読んで短歌に興味を持ったという方がいらっしゃるかもしれません。そしてもしかしたら、「自分でも短歌を作ってみたくなっちゃった!」「短歌、つくってみたよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
(そういう気持ちを持っていただければ、TANKANESSライター一同、とても嬉しいです。)
でも、もしそんな気持ちで短歌を作ってみても「読んでくれるひとが友達しかいないな……」という状況だったり、「もっと遠くに自分の言葉を届けてみたい!」と思っている読者さんもいらっしゃるかも。
そう、短歌を作ってゆくと、発表の場がほしくなってきたりするものです。もちろん、日記のようにひとりで短歌をつくって楽しむのも大いに素晴らしいことです。
でも、もしそこのあなたが、短歌を誰かに見せる場を求めているなら、まずおすすめする手軽な方法のひとつとして、さまざまなところに掲載されている「投稿欄」に歌を送ってみるというのがあります。
読者から短歌の投稿をしてもらい、その中から、いいなと思った短歌や気になった短歌を「選者」が選び、掲載するというシステムです。
一番有名で、みなさんがぱっと思いつくものとしては「新聞歌壇」が挙げられるでしょう。また、文芸系や読書案内系、公募系の雑誌に載っている「読者投稿欄」に出してみるのもいいかもしれません。他にも、テレビやラジオ、フリーペーパー、さまざまな場所に短歌の投稿欄はあります。
そこで今回、TANKANESSでも投稿欄を設けることになりました。選者はわたし、橋爪志保がつとめさせていただきます。投稿欄の名前は「階段歌壇(かいだんかだん)」。
わたしの昔つくった連作のタイトル「階段」からとりましたが、単純に音が面白いから、という理由もあります。
階段歌壇 第1回募集要項
要項は以下の通りになります。
第1回階段歌壇
- 題 「星」
(詠み込み必須:短歌の中に必ず「星」という漢字を入れてください) - 応募期間 2020年5月1日〜22日
- 発表 2020年6月上旬(TANKANESS記事内で発表します)
- 応募フォームに筆名、メールアドレス、短歌を記載のうえご応募ください。
<注意事項>
- 未発表の自作の短歌に限ります。(掲載された短歌は既発表作品となります。)
- 一人三首まででお願いします。(1つの応募フォームで3首まとめて応募が可能です)
いただいた歌は、すべて選者(橋爪志保)が目を通して選をし、上位者の歌とコメントを発表します。
また、入選作のなかから最もよかった短歌を「特選」とし、短歌に関するデジタルグッズ(スマホ用壁紙など)を賞品としてお送りします。
短歌を投稿する前に短歌の基本をおさらいしておきましょう。
短歌って? 短歌の基本をおさらい!
5・7・5・7・7(5・7・5じゃないよ!)のかたちを基本としたみじかい詩。
季語はいりません。
表記する際、句(短歌を5つに分けたときのかたまりのこと。最初の5を初句、次の7を二句、その次を三句……という。)の間を一字空け(スペース)などで区切ったりする必要はありません。
そこのあなた、あなたの短歌をわたしに読ませていただけませんか?
みなさまの投稿、心よりお待ちしております。
橋爪志保
2013年に作歌を始める。京大短歌を経て、現在は同人誌「羽根と根」所属。第二回笹井宏之賞にて永井祐賞受賞。2021年4月に第一歌集『地上絵』上梓。Twitter @rita_hassy47
note https://note.mu/ooeai
通販 https://hassytankashop.booth.pm/
自選短歌
I am a 大丈夫 ゆえ You are a 大丈夫 too 地上絵あげる